sakura.io の利用を始める

sakura.io の利用形態を検討する

sakura.io をご利用いただくための手段は2つあります。

  1. 個包装の sakura.io 通信モジュールを購入する
  2. トレイの sakura.io 通信モジュールを購入する

sakura.io プラットフォームを初めて利用される場合には、個包装の通信モジュールを購入することをおすすめいたします。

個包装の通信モジュールは、標準のアンテナも付属しており、オプションボードと組み合わせることで、Arduino 等の汎用マイコンボードや、独自マイコンとすぐに接続、ご利用いただけます。 手軽に sakura.io プラットフォームを利用することができるため、数十台程度までの利用やPoCに適しています。

一方で、トレイ(ドライパック)での提供は大量生産向けのオプションとして90台単位でご用意しております。 通信モジュールのアンテナを別途ご用意いただく必要はありますが、余分な包装もなく、登録情報の電子納品が可能です。

まとめると、以下のような選択肢があります。

利用形態 目的 規模 部品選択の自由度
個包装(1台単位) 数十台までの利用またはPoC 小規模利用
トレイ(90台単位) 製造ラインでの組み込み 中・大規模利用

Note

過去、ファームウェアレベルでのカスタマイズを実現するプロトコルライセンスを提供しておりましたが、現在は提供を停止しております。

通信モジュールと接続するデバイスを用意

通信モジュールと接続するデバイスを用意します。

sakura.io 通信モジュールの仕様については、通信モジュール仕様 をご参照ください。

Arduino や mbed、Raspberry Piなどであれば、sakura.io にデータを送受信するためのライブラリがあるため、簡単に利用できます。 ライブラリについては、 ライブラリ一覧 をご覧ください。

通信モジュールを購入する

sakura.io 通信モジュールは共立エレショップ、秋月電子通商、Amazonなどで購入することが出来ます。 サービスページ をご確認ください。

また、Arduinoなどを利用する場合には 「sakura.io シールド for Arduino」を合わせて利用すると、簡単にセンサー類との接続も行うことができます。

その他のマイコンとの接続をご検討の場合には、ブレイクアウトボードを利用すると、通信モジュールとマイコンのはんだ付けが容易になります。

通信モジュールをプロジェクトに登録する

sakura.io コントロールパネルにログインして、通信モジュールを登録します。 詳細の手順については、 コントロールパネル操作方法>モジュールの操作 をご確認ください。

通信モジュールとデバイスを接続する

通信モジュールの登録が完了したら、通信モジュールとデバイスを接続します。

電源を入れる

通信モジュールの電源があがり、通信モジュールから sakura.io への接続が確立すると、コントロールパネルでオンラインになります。

データを送受信する

コントロールパネルからオンラインになっていれば、データの送受信ができる状態です。

利用するデバイスによっては、 ライブラリ が利用できる場合があります。

うまくいかないときは

電源を入れても、コントロールパネル上でオンラインにならない場合には、 故障かなと思ったら に沿って、ご確認ください。

sakura.ioの解約・利用停止

コントロールパネルにてsakura.ioモジュールとプロジェクトの削除(連携サービスの削除, オプションの解除)を行ってください。 操作方法は コントロールパネル操作方法 をご確認ください。

プロジェクトにひとつでもモジュールが登録されていた場合、課金対象となりますのでご注意下さい。

なお、sakura.ioモジュールは、コントロールパネルから解除後、再登録期限がございます。 再登録期限(登録解除時点より3ヶ月後の月末日)を過ぎたsakura.ioモジュールはプロジェクトに登録できなくなります。